彼女は僕の股間を触った

毎朝通勤通学で混みに混む電車にぎゅうぎゅうに押し込められ通学する。

僕は毎日決まって二車両目に乗り込む。

決まって意味はないが、あるとすれば降りる駅のホームのエスカレーターが二車両目に近いということだ。

ガタンゴトン、と電車に揺られること10分。

僕の降りる駅まではあと20分くらいかかる。

ぎゅうぎゅうに潰されて揺られている。

ふと、尻に違和感を感じた。手のひらを押し付けられている。

(混んでるからなあ…男の人だったら気持ち悪いな)

電車が混んでいるゆえの出来事かと思った。

だが、その手のひらは円を描くように僕の尻を撫でている。

(えっ!まさかなあ…痴漢?ばかな僕男だぞ)

僕はぎゅっとこぶしを握り締めた。

変な汗をかいてきた。

趣味の悪い痴漢だな…なんで男が男を狙うんだよ!

くそ、次の駅で駅員に突き出してやる!

僕の尻をまだ執拗に撫で回す手をつかまえた。

だが異様に手首が細い事に気付いた。

(まさか…)

「イタッ…痛いよ…君…」

人ごみに埋もれながら女の人が空いてるほうのてで僕の肩をポン、と叩いた。

「えっ…女…?」

ぎゅうぎゅうと満員電車で揺られながらも僕は横目でちらりと後ろをうかがった。

「男の人が良かったの?」

そこには普通の女の人…24才かその辺の女の人が睨みをきかせて僕に小さく言った。

小柄で彼女もどうやら出勤らしい。スカートスーツを身にまとっていた。

「あっ…あの…」

彼女は僕の手をはらってクスクス笑いをしながらまた僕の尻を触り始めた。

女の人にお尻を触られている!

彼女も17年間まともに出来なかった俺のお尻を…

なんだかさっきまでシュンとなっていた股間が熱をおびてきた。

するりと彼女は僕の股間に手をまわし、ひとなでした。

制服のズボンの上から撫でられ、思わずビクン、となってしまった。

(恥ずかしい…)

「気のせいかなあ…君、大きくなってない?」

クスクス笑いをしながら彼女が小さく言った。

「あ…」

恥ずかしく頭が沸騰しそうになる。

だが彼女はそんな僕の気持ちを知ってか知らずか、ズボンのジッパーを下げ始めた。

トランクスの上から大きくなった僕のを優しく撫でる。

それだけでも充分気持ちいい。

自分でやるのと人にやってもらうのってこんなに気持ち良いんだ…

そう思いながら、だんだんと彼女に夢中になっていく。

「ね、エッチな汁出てるよ…気持ちいいの?」

彼女が耳元でそっとつぶやく。

その言葉にまた僕は興奮してしまった。

「もっとしてほしい?」

「う、うん…」

はあはあと吐息が漏れる。

彼女はまたクスリと笑うとトランクスから僕のを取り出した。

ピンと大きくなった僕の先っぽを先走り汁と一緒にコネていく。

思わず小さく声が出てしまった。

「ん、あっ」

「気持ち良いんだ。君ってエッチなんだあ…もっと、声出さなきゃいじってあげないからね」

意地悪そうにクスッと笑うと僕のを上下にしごきだした。

(声を出したらもっと気持ちよくしてもらえるんだ…)

「ふぁっん…も、もっと…もっと擦って…」

「君ってほんとにエッチ…ねえ、次の駅で降りない?」

はっと気が付くと僕の降りるべきだった駅はとっくに過ぎていた。

彼女に手を引かれるままその駅で降りると女子トイレの個室につれていかれた。

他に人が来るんじゃないかとソワソワしながらつられるまま入っていった。

「君がエッチだから…私のもぬるぬるしてきちゃった…」

頬を赤らめて彼女が言った。

痛いくらいに勃起した僕のを見つめて彼女は小さく「エッチしよ」と言った。

彼女の洋服を脱がし、彼女のブラジャーをはずした。

ぶるん、と大きな胸に思わず息を飲んだ。

「舐めて…お願い…」

ぺろりと舐めると彼女がビクンッと体を揺らした。

彼女の乳首を口に含んで舌で嘗め回す。

「ひゃっあっあっちくび…私のちくび舐められてるっぁぁっ」

そっと手を彼女のアソコに伸ばす。

そこはすでに充分すぎるほどぬれていた。

雑誌で読んだことがある。女の人はクリトリスを触ると悦ぶんだ。

彼女の乳首を舐めながら、彼女の豆をクリクリとコネた。

「んあっあっふ…やぁっあっん…!」

彼女の声が大きすぎるので絶対他の人にも聞かれている。

聞かれている、と考えると余計興奮してきた。

乳首から口を離し、彼女のアソコに顔をうずめる。

ぴちゃぴちゃと丁寧に嘗め回す。

クリトリスも丁寧に。

「やっやぁん!クリちゃんっ私の舐められてるっぁぁっんあああひゃああ我慢できないよおお気持ちいの!」

びしゃびしゃに濡れそぼった彼女のアソコ。

舐めても舐めても止まらない。

「んっんっんっ!もう、も、ダメぇ…イれてよお君の大きなのイれてえ」

彼女は壁に手を突きお尻を僕に突き出すようにした。

グチュ…と音を立てて僕のが入っていった。

「ひゃっあああん!」

彼女のアソコのしまりに僕も快感で顔をゆがませる。

アソコが僕をにゅるにゅるとしめつける。

とてもあたたかくて気持ち良い。

「ん…っ」

「あっあっ!」

女の独特の匂いで蒸しかえったトイレの個室は僕と彼女の吐息で埋もれた。

エッチな匂い、思い切り鼻で吸って小さく吐く。

初めての香りにどんどんと興奮が高まっていく。

「やっぁあぁんっふぅ…きもち、いいの…っ!」

リズミカルに腰を突いていく。

腰を突く度に彼女は反応をしてくれるので男としてとても良い気持ちになれる。

「も、だめええ!イッ、イッちゃうよ…!」

太ももまで汁を垂らしながら連呼する彼女を見ながら腰を突く僕もそろそろ限界でイッてしまいそうだ。

「ぼ、ぼくも…ぅ!!」

「一緒にイこう?ねっねっいっぱああい出して…っ!ひゃんっぁ!」

「うっうん!」

「まんこにいぃぃあっあたしのっ中にい!!!」

ドクッビュルルウウ…

ビクビクと脈打って僕も彼女も達してしまった。

彼女は気持ちよさそうに微笑んで僕にキスをした。

僕はあの気持ちよさそうに微笑んで行ってしまった彼女の名前を知らない。



The end・・・・・・・