わがままなキス

いつもいつもわがままだ。

昨日だって急に電話をかけてきて、急に電話をきった。ぽっちゃりで、色白、わがままな俺の彼女。

今日遊ぶって約束したのに。おこってるとおもって昨日はメールしなかった。

でも俺だって頭くる。急に電話きられたんだからさ。わがままじゃなけりゃかわいいのに…いつも思う。

一緒に歩いてるときの絡まり方とか…キスのもとめかたとか…

愛しくてキスをされると俺はいつも我慢できなくて、彼女を求めてしまう。

求められたキスを求め返して、深いキスに変える。彼女はキスがすき。

息が続かなくなるくらい求める、求めあう。

唾液をからめて、口を離すとせつなげな吐息を漏らす。

もっと吐息を聞きたくなって、耳たぶをかんで首筋にキスをする。

んっ…やっ…小さくあえぎ始めたらもう抵抗はない。

服に手を入れて優しく腹をなでる。ぷよぷよの肉を触る。彼女は笑う。

「くすぐったいよぉ。」腹にキスをして、胸を揉む。既に固くなったそれを転がしながら「感じてる?」と言う。

このあとの返事はわかってる。

「感じてなぃもん。」

わかりやすいウソが可愛くて、愛撫が激しくなる…ぁぁっ、んっ…口で転がす。

んっふぁっ…ぁっ…彼女の反応が敏感になりはじめた、下半身に手を伸ばす。

下着の上から指を這わせて濡れ具合を確かめる。

クチュ…

下着の上からもわかるほどに彼女は感じてる。下着の中に手をいれて、かきまぜる。

ひぁっ…ぁぁっ…んっ…

彼女の息が耳にかかる。

かきまぜて、かきまぜて、堅い部分にふれる…ビクンと彼女が震える。

そこを必要に撫でる。彼女の息が早くなる、…あっぁっ…やがて深くなる…あ〜だめっイッチャウ…

「いって?」

そのセリフを聞くと彼女は痙攣してはてる。

彼女にキスをしながら、中に指を入れて中まで濡らす。

グッタリしていた彼女に反応がもどったら…俺の欲望ごと彼女の中へ…

もうこうなったら俺に我慢はない。あっあっんっ…ぁぁん…ん…彼女の声にあわせて、乾いた音がなる。

パンパン。柔らかい肉に包まれて俺はとけそうになる。

彼女が一際大きなあえぎをあげた瞬間俺は欲望を彼女の腹にだす。


・・・・・・・なんて彼女を考えてた。

携帯がなる。

彼女からだ。

なんだか不埒なこと考えていたから、ドキッとした。自分から電話切ったくせに…ちょっと意地悪してやろ。

メールをかえさない。

泣いちゃうかな?

怒るかな?

わがままいわれるかな?

でもいいや。

抱き締めたきっと機嫌はよくなるね。

優しく抱き締めてわがままなキスを受け入れてあげよう。

どんなわがままも聞いてあげるよ。

真夜中でもあいにいくよ。

わがままな君が一番好きだから。