社長令嬢のしもべ

一流の大学院を出たというのにこの就職難でアテが見つからず、結局おれは大嫌いな親父のコネを頼ることになってしまった。

親父の古い知り合いが経営しているという企業に就職したものの、蓋を開けてみれば社長のガキの世話を押し付けられる始末。

でも、まったくついていないと思っていたが、どうやらそうでもなかったようだ。

「三日子、こちらは岸田くんだ。今度からお前の送り迎えをしてくれるようになった」

「そう」

社長令嬢の女子大生・三日子は、父親に紹介されたおれをちらっと見ただけだった。

憎たらしい態度にむっとしたが、仕事なので我慢した。

「岸田くんは優秀なので、何か勉強で困ったことがあれば聞くといいよ」

「そう。頭がいいのにどうして運転手なんかやってるの、不思議ね」

三日子は笑った。

おれは本当に切れそうになった。

なんの苦労も知らずヌクヌク育ったこの小娘が恨めしかった。

その翌日の朝、おれは三日子のマンションに彼女を迎えにいった。

だがインターフォンを鳴らしたものの、出る気配はない。

おれは社長から預かった鍵を使い、彼女の部屋に入ってみることにした。

彼女は寝坊助で、迎えに行ってもまだ起きていないこともよくあると言っていたからだ。

「おはようございます」

おれは挨拶しながら中に入った。

リビングには誰もいない。

まだ寝ているのか?

そう思い寝室を探した。

案の定、三日子はまだベッドの中にいた。

「三日子さん。お迎えに来ましたよ」

「遅いじゃないの、岸田」

「起きていたんですか」

三日子は上体を起こした。

何と、彼女は何も身につけていなかった!

桃色の乳首が朝日にツヤツヤ光っている。

おれは唾をのんだ。

「さあ、ぼさっと立ってないで、私を気持ちよくさせなさい」

三日子は毛布をはがし、きれいな体を露わにした。

「ですが…学校は…」

おれはあまりのことに気が動転してしまう。

「いいの。今したいんだから」

三日子はおれの目の前にぱっくり下の口を広げた。

そこは彼女の愛液でぐっしょり濡れていた。

「舐めて」

生意気な小娘に奉仕させられることに、おれは憤りよりも圧倒的に悦びを感じてしまった。

自分がそこまでマゾだとは、思っても見なかった

。むしろSだと思っていたのに。

三日子はおれの舌の感触に、息を荒くしている。

ぷっくりした若芽のような部分を舌でつついたり強く吸うと、じわっと蜜があふれてきた。

三日子は歯をくいしばって快感をこらえている。

おれはさらに三日子を乱れさせてやりたいと思った。

M心に代わり、今度はおれのS心が刺激された。

おれは彼女の濡れた洞穴に指を突っ込み、中をかき回した。

「三日子さん。すごく濡れてきましたね」

おれは悦に浸りながら、彼女の耳元に囁いた。

三日子は絶頂に達したようで、ビクビク体をふるわせている。

「もういいわ。シャワーを浴びたいわ」

おれは裸の三日子を抱き、風呂場まで連れて行った。おれが出ていこうとすると、彼女はおれを引き止めた。

「私を洗いなさい」

おれは服を着たまま、バスタブの中の三日子の体を石鹸の泡で丁寧に洗った。

三日子の柔らかな乳房とこりっとした乳首を入念に洗っていると、彼女はまた体に火を付けられたようだった。

三日子はおれの下半身に手を伸ばし、パンパンになったズボンのチャックを下ろした。

彼女はその場でおれを押し倒し、挿入した。

乳房をゆさゆささせながら、三日子はおれを犯している。

またもやおれはMの快楽を味わった。

綺麗な女に無抵抗で体を奪われるなんて、男の夢だ。

おれはありえない光景に心臓が爆発しそうだった。

三日子の中はぎゅっと締まっていて、とろけるような心地だった。

「あっ…!出そうです…!」

おれは女々しく情けない声を上げた。

圧倒的な快感に我慢できなくなっていた。

「まだだめよ」

三日子はおれが達するのを許さない。

おれは気が狂いそうになった。

「あああ……!!」

おれはとうとういってしまった。

三日子の中にスペルマが放り出される。

三日子は恍惚とした表情を浮かべていた。

それからおれは、三日子に跪く「しもべ」兼運転手として毎日を送っている。

まったく想像もしなかった生活だが、三日子の支配なしには生きられない体になってしまったようだ。