満員電車の中で

沙織は通勤のために毎朝電車を使っている。その電車の中でよく痴漢に遭っていた。

20代になってますます女性としての魅力が増し肌は艶っぽく全身から男を誘う魅力が出るようになっていた沙織を男達がほってわけがない。

沙織が電車に乗る時にはいつも男達のいやらしい目線が気になってしまい恥ずかしくなってしまう。

あまり目立たないようにと、ドアの横のスペースに沙織は立つようにしていた。

満員電車となるため、いつもギューギューと寿司つめ状態の電車では、隣に立った男の息がかかるのだった。

時には男の股間が沙織の太ももに露骨にあたり、それが徐々に大きくなって膨らんでいくのが分かってしまうのがキツかった。

まだ1人の男性としか付き合ったことがない沙織にとって、そういったことを受け入れられるほど寛大ではない。

ドキドキする胸を押さえながら息を殺してはその時が過ぎるのを待った。

どうしても通勤のために電車を使わなくてはならないのだから、どうしようもない。

嫌だとは言えず、毎日その電車に乗るしかないのだが、あまりにもこういったことばかりが続くと、さすがに沙織も嫌になってくる。

バスで通勤でもしようかと考えてはみたものの、バスでは会社近くまでは行けない。

タクシーでは金銭的に辛いから無理だ。そう考えると、やっぱり電車しかないのである。

そんな沙織は、痴漢に遭わないためにもパンティの上にガードルを履くようにしていた。

ブラジャーの上には豊満で巨乳なおっぱいを強調しないようにランニングを着るようにし

さらに標準より一つ小さいカップのブラジャーを着用していた。

電車内で痴漢の標的にならないように何とかしておっぱいもお尻もを小さめに見せる工夫を怠らなかった。

なのに、元々美人な沙織は、どうしても男達のいやらしい目つきからは逃れられなかった。

セーブの効かない男は、沙織のふくよかなお尻を見抜いては撫で回してくるのだ。

タイトスカートではお尻が強調すると思い、フワッとしたフレアースカートを履くようにしていたが

それがかえって男達の妄想を膨らませてしまった。

裾がフレアーだから手が入れ易く、捲りあげるのも簡単だ。

その手を太ももからお尻までまさぐるようにしながら滑り込ませ、その手はパンティの中にまで入り込ませるのだから恐ろしい。

ギューギューな満員電車だから、前後左右のどの男が触ってくるか分からない。

でも、明らかに男の手と分かるほどに大きな手の平はいやらしく、指先を巧みに動かしてはお尻を撫で回すのだ。

沙織も最初は怖くて感じるどころではなかったが、慣れてくるとそれが快感に変わってきた。

お尻自体が敏感な性感帯となり、少し触られただけでも全身に気持ち良い快感が流れるのである。

思わず口から「はっ」というため息がこぼれるが、周りには人がいるからそれを押し殺さなければならない。

なんとか下を向き、髪で顔を隠してはいるが、どうしても陰部は敏感に反応してしまう。

ジンジンとうねっては感じてしまうのだ。それを見抜いたかのように

男の大きな手は更にパンティの奥へと入り込んでくる。

そしてとうとう陰部にあたり、そこを指で素早く動かしては擦るのだ。

もうパンティは濡れ、太ももにまでその液は垂れそうになる。

それを何とかしようと股にギュッと力をいれては、ますます感じてしまうのが困る。

とうとうその陰部はイってしまい、ズキンズキンという快感で全身が震える。

本当に自分でも恥ずかしくなるほどに感じ易くなり、ちょっと隣の男がぶつかってきただけでも陰部がジンとしてしまうことがある。

家に帰ればあの男の手が陰部を刺激した瞬間を思い出しては妙に感じてしまい、ついついバナナが男性器に見えてしまう。

そのバナナはとても良い形をしている。

湾曲する形はどこか勃起した男のアレに似ている。

それを見れば見るほどに堪らなくなり、とうとうバナナを咥えてはシコシコと舐めてしまうのだった。

それだけでは堪らず、それを穴に入れは出し入れもしてしまう。

10分ほどでイってしまっては、「あたしって馬鹿だな」と思ってしまうのだ。

イった後は必ず罪悪感と悲壮感が沙織を襲った。

本当に自分でも情けないほど感じてしまう一人エッチに、ついつい「やっちゃった」と思うのである。

そのバナナは綺麗に洗い、ソテーにしては食べている。

自分の穴の中に入れたバナナを調理しては食べるのだから嫌になってしまう。

そして今日も沙織は満員電車に乗った。

その日はいつも以上に混んでいた。

「こんなに混んでいるから今日は痴漢もいないよね」と思った矢先、パンティの中に手が入ってきた。

そして穴の中に指を入れてきたのだ。「やだ」と股に力を入れても、その指は尚も穴の奥へと入り込んでくる。

沙織の腰もクネクネと自然に動いてくる。そしてその指は入れたり出したりを繰り返し、沙織をイカせてしまったのだった。

電車から降りた沙織はトイレへと駆け込み、火照った体を冷まそうとしたが、なかなか冷めるものではない。

便器の上で両足を広げてはパンティの中に手を入れ、陰部を刺激した。

「さっきイったばっかりなのに」と思いつつも、沙織はまたイってしまうのだった。